奈良の秘境?宇陀市には、龍にちなんだ場所がたくさんあります。雨の降る夏の日、龍神様のパワーを得て、リフレッシュしようと、奈良の秘境で“龍”にちなんだ場所をめぐってみました。さて、龍神様に会えたのかどうか、プチ旅行のレポートです。
   私は奈良市内から出かけるのですが、他地域の方のため、西名阪の針インターからのドライブマップを表示しておきます。
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龍王が淵

    宇陀市への公共交通機関でのアクセスは、近鉄大阪線を使うのがいいのですが、龍神様に会うには、やはり車でないと行きにくい場所があります。今回は、奈良市内から車で出かけました。
    奈良市内から約1時間。今は、いい道路ができているので、山越えもスムーズ。
    けれども、やはり、集落の間を抜けるとなると、相当道が狭くなります。また、曲がるポイントなど、しっかりとチェックしましょう。
   
    龍王が淵は、鏡池が美しい絶景スポット。地元の方の協力で、きちんと維持管理されており、8台ほど泊められる駐車場も整備されています。池の周りには、遊歩道が作られ、ぐるっと一回りすることができます。
    行ったときは、雨。でも、それはそれで風情があります。
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でも、雨のおかげで、龍に会えました!(木の根っこが龍に見えました!)
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ちなみに雨が上がったときは、こんな感じ。鏡池といわれています。
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池のそばには、神社があり、コロナ下の中、疫病退散が祈られています。
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龍鎮神社    

    龍王が淵を離れ、室生ダムの方へ向かって10分ほどドライブ。室生ダムの管理事務所に車を止めて、川の流れを下に見ながら、橋の脇の道を歩きます。ここは、渓流がところどころ滝になっており、その中に龍が住むという洞窟が。前には、小さな祠が立てられ、龍鎮神社と呼ばれています。
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   さて、お腹がすいてきました。室生寺まで行けば、門前に食事ができるところがいくつかありますが、いったん通り過ぎて、宇陀市に移住した人たちが、地産地消でやっているおしゃれなカフェを探索。開いている曜日が限られるので、前もって調べて行かれることをお勧めします。
    たまたま、グーグルマップで見つけたおしゃれなオーガニック・カフェへ。

café    NEKKO(カフェ・ネッコ)

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古民家を改造したらしいオーガニック・カフェ、ビーガンもOKとあります。隣の空き地を駐車場として使っています。オーナーがアーティストで、別のビジネスがあるため、開いているのは、火曜と土曜のみ。
すべて有機栽培の野菜を使ったランチやコーヒーがいただけます。
今回、私たちがいただいたのは、野菜たっぷりのカレープレート(Aランチ)とズッキーニの上に野菜ミートが乗った焼き物がメインのBランチ。
どちらもお肉は一切使っておらず、オーガニックの野菜の甘味がしっかりと口の中に残ります。
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    近くには、カフェ・メリメロさんも。こちらも、おしゃれなカフェでガレットが有名らしい。フランス人の御主人と日本人の奥様が経営されているとのこと。残念ながら、こちらもオープン日が限られていますので、行かれる際には、ホームページを要チェック。

お腹がいっぱいになったので、室生寺方面へ戻ります。

室生寺

さて、宇陀といえば、やはり室生寺でしょう。宇陀市が合併する以前は、室生というのは、村の名前でした。女人禁制だった高野山に対し、このお寺では古くから女人を広く受け入れ、「女人高野」ともいわれています。
    室生寺と龍のつながりは、次に行く「室生龍穴神社」とゆかりがあるようです。室生川のほとりに、聖なる水をたたえたこの地。龍神様をまつった「室生龍穴神社」を守る神宮寺として建立されたとの伝説もあります。
    太鼓橋を渡って境内に入ります。
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    先日の大雨で、シンボルの三宝杉の1本が根本から折れてしまったという悲しいニュース。樹齢千年を超えているため、もはや再建はかないませんが、残りの2本が無事であったことがせめてもの幸いでしょうか。
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    気を取り直して、仁王門をくぐります。
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   仁王門をくぐると、急な階段が続きます。講堂や本堂を横目に、 室生寺でもっとも有名な小さな五重塔を目指します。階段下から見る五重塔は、シャクナゲの花に囲まれた春の写真がこのお寺のシンボルとなるくらい有名。
20050430_muro_002.JPG 276.72 KB(2005年撮影)

    また、秋の紅葉の季節には、五重塔がライトアップされ、そこにプロジェクションマッピングで龍が浮かび上がったことがあります。幻想的なまさにパワースポットというべきお寺です。
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(2018年11月撮影)

    夏のこの季節は、青紅葉や緑が美しい。
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    五重塔のお詣りをすませたら、本堂にも立ち寄ります。実は素晴らしい仏像がさりげなく佇んでおられます。
    本堂や金堂、それぞれで御朱印も違うものをいただけます。御朱印は全部で13種類もあるそうです。今回は、本堂でご本尊様のお名前「如意輪観世音」をいただきました。
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    金堂にも立ち寄り、釈迦如来様にもご挨拶。境内はとても広いので、本当は、このお寺だけでも、1日ゆっくりかかるくらいです。時間をかけて、仏様とのご縁を結んでくださいね。

〒633-0421 宇陀市室生78
tel.0745-93-2003
拝観料    大人600円    子供400円



吉祥龍穴(室生龍穴神社)

    室生寺から、1kmほど離れた龍穴神社。まずは、その前に、山道を登り、室生寺にそそぐ川の清流をたどります。
    龍が住むという吉祥龍穴(龍穴神社)の鳥居が見えてきます。
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ゆっくりと、階段を下りていくと、小さな滝が渦を巻いて、流れていく川のほとりへ。

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まさに、龍が住んでいるところという気がします。スーパーパワースポットです。

P7050200.JPG 7.69 MBここにも、遥拝所があり、龍神様へお供え物もされていました。P7050202.JPG 7.24 MB

雨も上がってきました。龍神様のパワーを得て、元気が出ました。

最後に、室生龍穴神社にお詣りします。境内の杉の木の立派なこと。樹齢600年はあるでしょう。
また、この神社は、「龍穴神社」と呼ばれていますが、扁額には「善如龍王社」と書かれています。
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境内には、夫婦円満の象徴、根っ子がつながった巨木「連理の杉」もあり、縁結びの神様として拝まれています。
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さて、私は、車で駆け足で日帰りの旅行でしたが、電車で来られる方は、比較的移動しやすい室生寺と龍穴神社などの1~2か所にしぼって、近くに宿泊して巡っていただけたらと思います。再来年の辰年に回るとさらに運気がアップするかも。
今年なら「いまなら。キャンペーン」のクーポンを使い、曽爾高原や宇陀松山などと組み合わせてもいいでしょう。大自然の神秘に癒されにきてくださいね。