アテンションプリーズ✈︎
日本エアコミューター客室乗務員の押領司です。
2023年に地元鹿児島に戻り、現在鹿児島の魅力を再勉強中です。
今回は奄美大島の南に位置する鹿児島県徳之島に2泊3日の旅に行ってきました!
『奄美大島、徳之島、沖縄北部及び西表島』の4エリアは、固有の動植物が多数生息していることや、その生物多様性が高く評価されたことを受け、2021年7月26日に世界自然遺産に登録されました。
また、徳之島には美しい自然や美味しい食べ物の他、闘牛といった独自の文化があります。旅を通して知った徳之島の魅力を紹介したいと思います。
1日目
まず着いてすぐ昼食に向かった先が『漁師の店さかな』です。ここは以前、乗務中に、地元のお客さまが教えてくださった所でぜひ行ってみたいと思っていました。人気の海鮮丼は脂の乗った種類豊富な海鮮が盛り付けてあり、本当に美味しかったです。中盛りでお腹いっぱい大満足でした。
その後は喜念浜へ。ここでは可愛いヤドカリにたくさん出会えます。また、闘牛が運動するためのお散歩コースにもなっています。
2日目
世界遺産エリアの天城岳松原登山道を登りました。
ガイドの方に動植物や虫などを案内してもらいながら進む途中、切株や岩の上にクロウサギのフンを発見しました。外敵から身を守るために見晴らしの良い所で用を足すのだそうです。登山道では3ヶ所の滝を見ることもでき、マイナスイオンに癒されました。また、冬には桜ツツジという白い花も咲くので、この時期の登山もオススメだそうです。
登山の帰りにはヨナマビーチに寄りました。驚くほどの透明感とエメラルドグリーンの海に心が躍りました!
「クロウサギ飛び出し注意」の珍しい標識をあちこちに見かけました。なんだか可愛くてつい写真に収めてしまいました。
ちょっと遅めのランチには『カフェまえざと』で徳之島で採れた食材を使った食事をいただきました。食後には親睦のお茶として徳之島で受け継がれてきた「ふり茶」を振る舞ってくださいました。
また、店を出てすぐの石垣の道では『300年ガジュマル』の巨木を見ることができます。徳之島の伝統や歴史を感じたひと時でした。
3日目
『徳之島世界遺産センター』※に一足先にお邪魔しました。動画や開けて遊べる引き出しなど面白い仕掛けや設備があり、徳之島の自然を楽しく学ぶことができます。最初にここに来て徳之島のことを知ってから島を巡れたら、もっと面白い発見もあったかもなとも思いました。※12月22日オープン予定
その後、名所を駆け足で巡りました。
犬田布岬⇨崖の上の展望台からダイナミックなパノラマの美しい海を眺めることができます。ウミガメが泳いでいる姿が見えることもあるそうです。また、駐車場前で徳之島で育てたコーヒーを提供している『珈琲スマイル』というお店では、コーヒーに黒糖が添えられていてとても美味しかったです。
犬の門蓋⇨長い年月をかけて自然が生み出した不思議な地形です。
ソテツトンネル⇨思っていたより長いトンネルで探検しているような気分になれます。蚊が多いので虫除け必須です!
宿
最後に2泊3日お世話になったお宿『YUUNA-結那-』を紹介します。今回は『WAIDO』というサウナ、プール付きのお部屋に泊まりました。
お部屋は木のいい香りに包まれていて、海が目の前に見える解放的なリビングが広がっていました。海水浴やサーフィンにもすぐ行けますし、部屋の中にいても波の音が心地よく聞こえてきます。
少し早起きをして、徳之島産のコーヒーを片手に目の前のビーチから朝日が昇ってくるのを眺めながら優雅な朝を迎えることができました。
また、サウナ初心者の私ですが、せっかくなので入ってみました。サウナから出たらそのままプールに直行し、水風呂代わりに飛び込むことができます。「整う」感覚はまだ分かりませんが、とてもリラックスできました。
さらに、夜は満天の星空に天の川がはっきりと見えて、とても感動しました。
徳之島の大自然に囲まれてデトックスされたようでした。時には贅沢して大切な人たちと癒しの時間を過ごすのもいいなと思いました。
まとめ
今回の旅を通して、徳之島の美しい自然や食、文化などにたっぷり触れることができました。出逢う地元の方々の人柄もとても温かく、心がとても和みました。そんな魅力溢れる徳之島をもっと多くの方に知っていただけたら嬉しいです。みなさんもぜひ徳之島に癒される旅に出掛けませんか?