数年前、母の還暦祝いに訪れたホテルが、今も忘れられない。
何年経っても、国内ホテルランキングの1位を譲らない場所がある。
それが、沖縄県南城市にある「Riad Lamp(リアドランプ)」だ。
Riad Lampってどんなホテル?
Riad Lampは、オーナーのモロッコへの深い愛情が隅々まで宿った、沖縄にいながらモロッコ気分を味わえる唯一無二のホテル。
1日わずか5組限定というプライベート感が、訪れる人を非日常へと連れ出してくれる。
那覇空港からレンタカーで約1時間。
南城市の自然の中に、木漏れ日のようなあたたかい黄色の建物が静かに現れる。
到着した瞬間から、旅が始まる
海外の邸宅を思わせる大きな重厚な扉をくぐると、胸が高鳴る階段が続いていた。
上り切った先に広がるのは、オーシャンビューのフロント。優しい雰囲気のスタッフが、温かく出迎えてくれた。
ウェルカムドリンクは、沖縄らしいマンゴージュース。その一杯だけで、もうここに来てよかったと思えた。
客室|モロッコの空気をまとった、とっておきの空間
部屋に足を踏み入れると、落ち着いた色彩のタイルとモロッコ漆喰のバスルームが出迎えてくれた。
ひとつひとつ選び抜かれたインテリアと、名前の由来にもなったランプの灯り。
朝でも夜でも、どの時間帯に眺めても美しかった。
ここにいるだけで、どこか遠い異国の街にいるような気持ちになれる。
食事|目でも舌でも楽しむ、贅沢な時間
夕食はオプション制で、初日だけお願いすることにした。
• 沖縄の名産を使った色鮮やかな前菜
• タジン鍋で仕上げたアヒージョ
• 夕暮れ時のパティオで、風を感じながらいただく特別なひととき
目でも楽しめる料理と、沈んでいく夕日。
贅沢という言葉が、これほど似合う時間はなかった。
朝食は宿泊費に含まれており、キラキラと輝くプールと海を眺めながらいただく朝ごはんは格別だった。
さらに食後のデザートタイムが、また非日常感を底上げしてくれる。
ここでの朝は、目覚めることが楽しみになる。
「SNS映え」とは違う、本物のおすすめ
近年、SNSで話題のスポットを訪れて、接客や味に残念な思いをしたことが正直何度かあった。
でもRiad Lampは違う。
自信を持っておすすめできる、本物のホテルだ。
それなりの価格帯ではあるけれど、払う価値が確かにある場所だと思う。
全5室のうち、まだ泊まっていない部屋が4つある。
いつか全室制覇したいと、本気で思っている。
またあの黄色に、会いに行きたい
沖縄にいながら、モロッコにいるような感覚。
1日5組だけが味わえる、静かで豊かな時間。
特別な記念日に、大切な人と。
あるいは自分へのご褒美に。
Riad Lampは、そういう旅にこそ似合うホテルだ。











