池袋から東武東上線に乗って約30分のところにある埼玉県川越市。
「小江戸」と呼ばれるこの町には蔵造りの町並みはもちろん、菓子屋横丁や川越氷川神社、さらに喜多院など、観光やグルメを楽しめるスポットが満載！
そんな川越観光をお得に楽しめるフリーきっぷが東武鉄道で販売されているんです♪
川越観光におすすめのフリーきっぷ「小江戸川越クーポン」
川越の旅を紹介する前におすすめのフリー切符をご紹介します。私が今回が購入したのは、東武鉄道の「小江戸川越クーポン」。東武東上線の各駅から川越駅または川越市駅までの往復乗車券と川越市内を走る東武バスの指定区間が1日乗り降り自由でかつ、一部の店舗では割引の特典も受けられます。池袋駅発は1,110円で購入できます。
池袋から東武東上線の急行に乗って約30分で川越駅に到着！ここから東武バスに乗車します。
蔵造りの町並みがある仲町または一番街バス停へは神明町車庫行きのバスに乗車。1時間に5～6本運行しており、混雑がなければ約10分で到着します。また川越氷川神社へは川越運動公園行きのバスに乗車。約10分で到着するので、最初はどの目的地に行きたいのか、計画を立ててから乗車することをおすすめします。
また喜多院や川越城の本丸御殿へ行きたい方は「小江戸名所めぐりバス」を利用するのもおすすめ！平日は1時間に1本、土日祝日は1時間に2～3本程度運行しており、喜多院や川越氷川神社、蔵のまちエリアを周遊します。あわせて利用してみては。
9：15 喜多院参拝
川越駅に到着したら「小江戸名所めぐりバス」に乗って最初の目的地・喜多院へ。約10分で到着します。平安時代に創建された寺院で「厄除けの大師」として地元の方を中心に参拝に訪れており、境内には江戸城から移築された建物など、多くの文化財を見ることができます。
また境内には「五百羅漢」と呼ばれる538体もの大仏や釈迦如来像が鎮座しています。笑ったり、泣いたり、怒ったり、様々な表情をした仏様を見ることができるので、ぜひチェックしてみて。
＜基本情報＞
住所：埼玉県川越市小仙波町1-20-1
拝観料（家光誕生の間・春日局化粧の間）：大人400円、小人200円
時間：9時～16時（季節・曜日によって変動あり）
休日：不定休（詳細は公式ホームページでご確認ください）
10：30 川越氷川神社で良縁・縁結びを祈願
喜多院を参拝した後は再び小江戸名所バスに乗って、川越を代表するパワースポット「川越氷川神社」へ行きましょう。約10分で到着します。約1500年前に鎮座されたという神社で良縁や縁結びを求めて多くの参拝客が訪れています。
見どころのひとつが毎年7月上旬から9月上旬にかけて開催する「縁むすび風鈴」。
天の川に恋の願いが届くように行われるイベントで約2000個の江戸風鈴を見ることができます。短冊（1枚500円）に願い事を書いて風鈴に結びましょう！
縁結び風鈴の他にも、境内にはご利益を得られるスポットがあります。拝殿から少し歩いたところには罪や穢れを祓う「人形（ひとがた）流し」（1体・100円）ができる場所があり、人形に息を吹きかけた後、体を撫でて境内に流れる小川に流して身や心を清めましょう。
あわせて体験したいのが、鯛のしっぽにおみくじが入った「鯛みくじ」（1個300円）。
竿を使って気になる鯛を釣り上げておみくじを引きます。「一年安鯛みくじ」や恋みくじが入った「あい鯛みくじ」のほか、縁結び風鈴期間限定の鯛みくじも楽しめますよ♪
＜基本情報＞
住所：埼玉県川越市宮下町2-11-3
※参拝自由
12：00 ランチ
氷川神社を参拝したランチを食べに行きましょう。蔵造りの建物が立ち並ぶ川越一番街を中心にお店がある中、今回ご紹介するお店は「林屋」。週末は観光客を中心に行列のできるうなぎ料理専門店です。
最高峰のうなぎ「うなぎ坂東太郎」を使ったうな重（並・税込3,630円～）はふっくらとしたうなぎの食感とタレの風味が口の中で広がって思わずやみつきになりますよ♪
＜基本情報＞
住所：埼玉県川越市仲町2-4
時間：11時～17時
休日：火曜日
うなぎが苦手な方は埼玉名物のうどんを食べるのもおすすめ！
一番街のメインストリートから路地に入ったところにある「うんとん処 春・夏・秋・冬」ではコシが入ったうどんを味わえます。うどんやかき揚げのほか、埼玉県川島町にある江戸時代創業の醤油蔵「金笛醤油」でじっくり煮込んだ豚の角煮もおすすめです。
＜基本情報＞
住所：埼玉県川越市幸町10-5
時間：11時～15時ラストオーダー（土日祝日は15時30分ラストオーダー）
休日：無休
さらに菓子屋横丁の近くにあるベーカリーカフェ「サンドイッチパーラー楽楽」では、国産の小麦た天然酵母のパンを使ったサンドイッチを提供しています。サーモンマリネ（税込420円）やローストビーフ（税込480円）、フルーツサンド（税込580円）など、季節限定を含む20種類のサンドイッチを取り揃えているので、ぜひチェックしてみましょう！
＜基本情報＞
住所：埼玉県川越市元町2-7-11
時間：8時～17時（土日祝日は7時30分～）
休日：不定休
13：30 川越にあるもうひとつの寺社仏閣を参拝
ランチを味わったところで次のスポットへ。
川越の一番街周辺には氷川神社や喜多院のほかにもおすすめの寺社仏閣があります。そのひとつが西武新宿線・本川越駅から10分ほど歩いたところにある「川越熊野神社」。
イザナギノミコトとイザナミノミコトの夫婦を主祭神として祀られており、縁結びや開運、厄除けなどにご利益があるといわれています。
見どころのひとつが導きの神として「八咫烏（やたがらす）」をまつる「むすびの庭」。
八咫烏のレリーフの前に「開運」「縁結び」「神恩感謝」の3つの水晶があり、その中でひとつを撫でると八咫烏からメッセージをいただけます。
＜基本情報＞
住所：埼玉県川越市連雀町17-1
※参拝自由
また熊野神社から少し歩いたところにある「蓮馨寺（れんけいじ）」もおすすめ！
室町時代に創建されたお寺で徳川幕府公認の学問所として使われていました。
おすすめは「呑龍堂」の前に祀られている「おびんずる様」。おびんずる様の頭を触ると頭が良くなるといわれています。頭が良くなりたい方はぜひおびんずる様からご利益を得ましょう！
＜基本情報＞
住所：埼玉県川越市連雀町7-1
※参拝自由
15：00 川越一番街周辺を散策しよう！
川越の旅はいよいよ締めくくりへ。蔵造りの町並みが立ち並ぶ川越一番街を散策しましょう。街のシンボルである「時の鐘」をはじめ、テイクアウトグルメが味わえるお店やお土産が買えるお店まで、観光やグルメ、ショッピングを楽しめます。
最初にご紹介するのは、時の鐘から歩いてすぐのところにある「菓匠右門 時の鐘店」。
川越を代表する菓子店でサツマイモとつぶ餡が入ったお饅頭「いも恋」（1個・税込180円～）が有名ですが、時の鐘店限定のスイーツ「恋ソフト」（税込350円）もおすすめ♪
紫芋を使ったソフトクリームでハートの形をした最中もトッピング！見た目がかわいくて、思わず写真を撮りたくなる一品です。
＜基本情報＞
住所：埼玉県川越市幸町15‐13
時間：10時～18時
休日：無休（年末年始は除く）
また一番街にあるプリン専門店「川越プリン」では、サツマイモや抹茶といった埼玉県産の食材を使ったプリンを販売。さらにサツマイモのソフトクリームやチップスをトッピングした「どんだけ～芋プリン」（税込600円）も味わえます。サツマイモ好きな方は要チェックです！
＜基本情報＞
住所：埼玉県川越市幸町1-13
時間：11時～17時
休日：不定休
席に座ってゆっくり過ごしたい方は「札の辻」交差点の近くにある和風カフェ「和芳庵」がおすすめ♪
狭山茶の栽培から製造、加工までを手掛ける茶舗がプロデュースしたお店でハートの形をしたマカローヌ「えんむすび」（税込600円）や、お茶を使った水ようかんなどを味わえます。
＜基本情報＞
住所：埼玉県川越市元町2-2-5
時間：10時～16時30分ラストオーダー
休日：無休
川越でお土産を買うなら川越まつり会館の近くにある菓子店「紋蔵庵（もんぞうあん）」がおすすめ！
江戸時代後期に創業したお店で川越産のサツマイモを使ったかりんとう饅頭「つばさかりん」（4個・税込615円～）やスイートポテト「川越ポテト」（6個・税込1,544円～）など、サツマイモを使った上品なお菓子が手に入ります。
＜基本情報＞
住所：埼玉県川越市元町1-15-5
時間：10時～18時（月曜日は～17時）
休日：無休
また和雑貨を取り扱うセレクトショップ「川越 椿の蔵」では川越をイメージしたオリジナルの靴下やコスメアイテム、かんざしを販売。またお店の奥には「足湯喫茶」も併設しており。河越抹茶やほうじ茶を使った「生わらび餅ラテ」や「珈琲さいだぁフロート」（足湯付き・税込1,980円）も味わいながら、足湯に入ってひと休みできますよ♪
＜基本情報＞
住所：埼玉県川越市幸町3-2
時間：【椿の蔵】10時～18時（土日祝日は～19時）【足湯喫茶椿や】12時～17時ラストオーダー（土日祝日は～18時ラストオーダー）
休日：無休
一番街の散策を楽しんだところで最寄りのバス停から東武バスに乗って、川越駅へ。ここでおさんぽ旅は締めくくりです。
いかがでしたか？この他にも、西武鉄道では西武新宿駅をはじめとした西武線の駅から本川越駅の往復乗車券とバスが1日乗り放題の「小江戸・川越フリークーポン」（池袋発：税込1,300円、西武新宿駅発：税込1,340円）も販売しています。ぜひ小江戸・川越の旅をぜひ楽しんでみてくださいね♪