観光地ではない風景に佇む花々

東京メトロ東西線の東陽町駅から木場駅にかけて、早春の花を愛でるためにお散歩しました。

まずは「潮風の散歩道」です。
犬の散歩、ランニング、散歩など用途はそれぞれですが、自転車が禁止なのでゆったり歩けます。



3月上旬から咲き始め、春の到来を告げる白木蓮が延々と続きます。

東陽町から木場方面へ向かって続く道ですが、駅からも10分ほどかかり、
わざわざ行かないと見られない風景。
観光客も外国人観光客も見かけません。
地元の人の生活圏なんだなあと思います。

地元の人に愛される河津桜

木場へ向けて歩くと河津桜の有名な場所。

大横川の河津桜が圧倒的な満開で花見客を出迎えます。
宴会をする場所ではないので、みなさん和気あいあいと写真を撮ったり
お散歩したり。
鮮やかなピンクの花が水辺に反射していっそう鮮やかでした。

木場公園の東側を流れる大横川。
しばらく歩いてから木場公園へ向かいます。

ただいまディオール展開催中で大賑わいの木場


昔は木材を貯水する場所だったので地名が「木場」となりました。
火事が多かった江戸の街で再建や復興が早かったのは木場のおかげです。
今は埋め立てられ公園となり、都心に近いのに広大な自然が広がります。
公園内のソメイヨシノも花見の名所として親しまれています。

公園の北側に東京都現代美術館が存在します。
訪れた時期には大人気でチケットが取れない企画展を開催していました。


チケットがないので入り口でうろうろ様子を見ていると、
係の方が声をかけてくださいました。
物販やカフェ利用なら館内へどうぞ、と。
お散歩で心地よい疲れもあり、一休みすることに。
2階のカフェでしばらくくつろぎました。

そして木場駅へ向かう途中に見つけた魅惑的なお店。

芋と栗の専門店、「やまと」さんです。
3種類の焼き芋を買いました。食べ比べるため、と言ったら
お店の方がこの順番で食べると美味しさが際立ちますよ、と教えてくださいました。

家族でシェアしながらどれが一番好き?という話題で盛り上がりました。


花より団子というけれど、
花より芋、の今回のお散歩でした。
花見の後のお楽しみ、
花見のお供のお楽しみ、
みなさんの花見のお供はなんですか?