新橋駅ってどこ?実はビル群に隠れている
日本史で習った日本の鉄道は新橋から横浜間で開通、という話し。
その新橋駅は今のJR新橋駅ではありません。
その事実を知った時は私もえ!?と思いました。
実は汐留のビル群に囲まれて、復元された駅舎があるんです。
無料で見学できますので開館時間をウェブで確認してぜひ行ってみてください。
レトロな駅舎なので周辺の超高層ビル群とのコントラストで
そこだけタイムトリップしたような感覚になります。
150年前に鉄道が開通して、横浜で船を降りた外国人たちは
この新橋駅までやってきて、政府が認めた居留地である
築地を目指しました。
きっと人力車や馬車で通ったであろう道を実際に歩いてみることにしました。
途中で思いついて、新橋駅から有楽町駅の高架下を再活用した
おっしゃーーーれな複合施設へ「脱線」しました。
日比谷OKUROJI
行きたくなるツボがあちこちにあります♫
今も外国人で賑わう銀座4丁目へ
旧新橋駅舎から銀座4丁目へ向かいます。
三越と和光の時計台がシンボルの、あの交差点です。
たくさんの高級ブランド店が軒を並べ、
インバウンドが回復した銀座の街は買い物袋を
たくさん抱えた外国人客で大賑わいです。
きっと文明開花を目の当たりにした当時の外国人も
ここを通ったんだろうなあ。。。と思いを馳せながら歩きます。
銀座のメインストリートを海の方面へ向かって、
東銀座には歌舞伎座があります。
たとえ演目を見なくても見学可能ですので、興味のある方はぜひ
中へ入ってみてください。
チケット無しでも楽しめるエリアがあります。
おすすめは屋上庭園です。
さて、市場が豊洲へ移転してからも築地場外は賑わっています。
外国人客の足も戻り、食べ歩きを楽しむ人も多いです。
今は更地となった築地市場、今後どんな変化を見せるのでしょうか。
そして散歩の終着点が築地本願寺
誰でも自由に入ってお参りできる浄土真宗のお寺です。
およそお寺らしからぬ外観が外国人観光客にも人気です。
お参りの後のお楽しみは甘味。境内の寺カフェも朝ごはんからおやつタイムまで大人気。下の写真は以前朝食をいただいた時の写真です。ご飯かお粥はおかわりできました。小さいお皿に18のおかずがひしめき合う御膳です。早起きしたくなるご飯です❗️
築地本願寺カフェ Tsumugi
おやつタイムも魅力的なカフェです。
今回は残念ながら閉門時間に間に合わずおやつは我慢。
また今度のお楽しみです。
近代文化を支えた多くの外国人技師や宣教師が住んでいた築地は
今でも多くの外国人で賑わっています。
その交通手段が船&鉄道から航空機には変わりましたが、
築地の本願寺はそんな歴史の変化をずっと見守っていたんでしょうね。