トラベルコンシェルジュの@みっちゃん です。

突然ですが、
みなさん、最近、直筆の手紙を書いていますか?22515944_l.jpg 4.02 MBメールにSNS、テレビ電話など、いつでもどこでも簡単に人とつながれる、とっても便利な時代になりましたが、

私は、お客様へのお礼状や季節の挨拶、年賀状など、一文字一文字想いを込めて直筆で手紙を書いています。

文字には個性が溢れるので、相手に気持ちが伝わりやすいのかなと思っています。

ただ、私の字は、個性があり過ぎるので・・・
ペン字の通信教育を受講しようと考えています。22286059.jpg 167.69 KB大切な想いを込めた直筆の手紙を投函するときも、ちょっとした、こだわりがあります。

昔ながらの丸いポスト」へ投函すること。
自宅最寄のポストではなく投函の為だけに車で移動しています。

より伝わったりして!?」なんてことを思ってしまうほど、丸ポストには風情が感じられます。おまじないみたいなものです。

書き終えた手紙が溜まってきたので、
昭和レトロなポスト」が多く設置されている長野県中山道の木曽路ルートへ手紙投函の旅に行ってきました。

~目次~
①中山道の木曽路ルートとは?
②福島宿    ポストに名前が付いている!
③奈良井宿    景観に溶け込んでいる丸ポスト
④贄川宿    激レア!「レターポスト」
⑤木曽街道の名店「食堂SS」へ
⑥おわりに
⑦木曽路へのアクセス


①中山道の木曽路ルートとは?

22676039_m.jpg 1.79 MB江戸時代の幹線道路である五街道のひとつ、中山道。


江戸と京を繋いだ中山道は、多くの人々が行き来する街道でした。

参勤交代の大名の多くが東海道を利用していましたが、大井川の氾濫で足止めされることが多く、河川の氾濫の少ない中山道が重宝されたそうです。

~五街道~
東海道
江戸の日本橋から京都の三条大橋まで(五十三次)

中山道
江戸の日本橋から京都の三条大橋まで(六十九次)

日光街道
江戸の日本橋から日光まで(二十一次)

奥州街道
江戸の日本橋から陸奥の白河まで(二十七次)

甲州街道
江戸の日本橋から下諏訪まで(四十三次)
プチ情報:みっちゃんの自宅は甲州街道沿いです。


中山道は、今の都道府県でいうと東京、埼玉、群馬、長野、岐阜、滋賀、そして京都まで続いています。

長野県の山間部を流れる木曽川沿いを縦断する、贄川宿から馬籠宿までの十一宿場を木曽路ルートといいます。

木曽路ルートの宿場町
・贄川宿(にえかわじゅく)
・奈良井宿(ならいじゅく)
・薮原宿(やぶはらじゅく)
・宮ノ越宿(みやのこしじゅく)
・福島宿(ふくしまじゅく)
・上松宿(あげまつじゅく)
・須原宿(すはらじゅく)
・野尻宿(のじりじゅく)
・三留野宿(みどのじゅく)
・妻籠宿(つまごじゅく)
・馬籠宿(まごめじゅく)


今回は、福島宿・奈良井宿・贄川宿に立っている、「昭和レトロなポスト達」に会ってきました。

②福島宿    ポストに名前が付いている!

福島宿とは?
戦国時代には領主木曽氏の城下町として、江戸時代には木曽代官山村氏の陣屋町として栄えました。また四大関所の一つ福島関所が設けられたため、規模の大きい宿場として発展していました。   

現在の様子

宿場であった上町・下町は、残念ながら昭和2年5月の大火により、ほとんどが焼失してしまいましたが、地形や道路から往時をしのぶことができます。上の段地区は大火から逃れたため、江戸時代末期の建造物が所々残っており、往時の面影をとどめています。

IMG_0834.JPG 7.78 MB規模は大きくありませんが、古い木造家屋の街並みが残っています。IMG_0839.JPG 8.26 MBなまこ壁の土蔵も残っています。IMG_0837.JPG 9.37 MB町のあちこちに水場があり、道端の水路にもきれいな水が勢いよく流れていて、木曽地域の水の豊かさを感じることができます。


福島宿のポスト達
福島宿の丸ポスト達には、商工会などが主催となって名前が付けられています。IMG_0822.JPG 9.71 MB上の段地区に立っている「せいめいくん
並びにある晴明神社にちなんで付けられているそうです。IMG_0826.JPG 9.67 MBせいめいくん」は、薬局の前に立っています。坂道を上っていくと突然現れます。IMG_0813.JPG 9.72 MB「お代官さま」にも会ってきました!
IMG_0817.JPG 9.56 MB「お代官さま」は、山村代官屋敷の前に立っています。そのまんまですね。散策して疲れている時は信号待ちの時に寄りかかって休憩できそうです。

名前の付いたレトロなポスト達は5台あるそうなんですが、時間の都合で残り3台とは会えていません。次回の楽しみに取っておこうと思います。

③奈良井宿    景観に溶け込んでいる丸ポスト 

奈良井宿とは?
江戸側の板橋宿から数えても京側の守山宿から数えても34番目に位置する、中山道の丁度真ん中の宿場町です。木曽11宿の中では最も標高が高く、難所の鳥居峠を控え、多くの旅人で栄えた宿場町は「奈良井千軒」と謳われました。

現在の様子
明治時代の道路改修の際に、国道からはずされたため、宿場時代の町並みが現在までほぼ完全に保存され「伝統的建造物群保存地区」の選定されており、往時の面影を色濃く残しています。

IMG_0802.JPG 8.25 MB雪が降る中、とても寒かったのですが、いい写真が撮れました!IMG_0761.JPG 9.91 MB天気が悪いと凹みますが・・・
奈良井宿では、関係なさそうです。
IMG_0748.JPG 10.07 MB奈良井宿の中には現在、高札場(宮の沢)や鍵の手、池の沢、中町(横水)、下城、下町の6箇所の水場があり、生活用水や火災時の延焼を防ぐ為に利用し、何れも現役で水神が祭られ整備が行き届いています。


奈良井宿のポスト達
丸ポストは珍しく、異彩を放つポストが多いのですが、奈良井宿の丸ポストは古い町並みの景観に溶け込んでいます。IMG_0789.JPG 7.82 MB最初に出会ったのは、宿場町のちょうど真ん中辺り。往来の多い街道沿いに、たばこの自動販売機と一緒に立っています。IMG_0780.JPG 8.04 MB少し離れた場所からの1枚。
天井からぶら下がっている郵便の看板が趣を増すアイテムになっています。古い町並みの風景に似合いますね。IMG_0794.JPG 7.88 MB反対側からも1枚。馴染んでますね~。
IMG_0769.jpg 2.81 MB奈良井郵便局前にも立っています。
桜の木があるので、満開の桜との一緒のアングルもいいかもしれません。
IMG_0732.JPG 10.91 MB奈良井駅前にも立っています。

奈良井宿には3台の丸ポストが設置されていましたが、同じポストなんですが、皆違う顔をしていますね。奈良井宿の主役は、最初に出会ったポストかな?

④贄川宿    激レア!「レターポスト」

贄川宿(にえかわじゅく)とは?
奈良井川の両岸に迫る山間の小さな宿場町で、木曽11宿の北の出入口にあたります。福島関の添番所(贄川関所)が設けられ木曽路の北の防御拠点でもありました。

現在の様子
昭和5年の大火で古い町並みの大部分が焼失し往時の面影をあまり感じることができません。IMG_0882.JPG 8.52 MB昭和51年に様々な文献を元に贄川関所があった場所のそば(実際の場所は現在のJR敷地内)に間取りや敷地面積も忠実に復元されています。

IMG_0880.JPG 6.68 MB豊臣秀吉の時代木曽材木の監視のため設置され、関ケ原の戦いの後、福島関所が設置されるとその副関として置かれ女改めを中心に人と物の通行に目を光らせていました。IMG_0865.JPG 7.14 MB許可をいただいて内部を撮影。係の方が色々と説明をしてくれます。岩倉具視の贄川宿のエピソードが面白かったです。入場料300円以上の価値はあります。

贄川宿のポスト

実は、贄川郵便局のポストに一番会いたかったんです!IMG_0856.JPG 8.87 MB日本に僅か3台しかないレアポストなのですが、何でか分かりますか?
名称未設定のデザイン (5).png 3.71 MBひさしの上の「桜模様」と、
差出口の「LETTER」という文字が他のポストと異なっています。

一般的な丸ポストは「郵便」と「POST」と表記されています。

試作品として、昭和23年8月頃から昭和24年2月頃にかけて製造されたものには、LETTERと記され、いくつかが日本国内に設置されて稼働し始めたのだそうです。

贄川郵便局以外では、千葉県白井市、香川県善通寺市にしか設置されていない珍しいポストです。

昭和24年といえば、私の父親と同級生。
見た目の若さで比較すると「レターポスト」の方が若いかな(笑)

⑤木曽街道の名店「食堂SS」へ

手紙投函のミッションが完了し、
やすくてうまい食事のデパート「食堂SS」に立ち寄りました。


テレビ東京の「絶メシロード」で紹介されているお店です。IMG_0845.JPG 10.04 MB贄川宿の直ぐ近くにあり、トラックドライバーや地元の方々から長年愛され続けている国道19号木曽路の名物食堂です。IMG_0849.JPG 5.16 MBメニューの種類が豊富で、いつも迷ってしまいます。

今回は、まだ食べた事がなかった「豚の生姜焼き定食」を注文。

しっかりとすり下ろされた生姜に甘辛い美味しい味付けで、ご飯がすすみます。マヨネーズがチューブごと出てくるのもポイントです。

生姜焼きを食べながら約30年前のエピソードを思い出してしまいました。

初めて訪れたのは中学生の頃。
同級生と木曽路チャリ旅をしていた時に休憩で利用しました。

「コーラ4つ・ラーメン1つ」を注文。
出てきたのは、「ラーメン4つ・コーラ1つ」。

「何か違うよな~」と言いながらも完食した覚えがあります。

不思議ですね。
最近のことのように、頭の中に映像が流れています。友達に手紙でも書いてみようかな。

食堂SS(しょくどうえすえす)
・所在地:長野県塩尻市贄川1872
・電話:0264-34-2234
・営業時間:6時~21時30分
・定休日:月曜日
・駐車場:あり(大型20台、乗用車50台)
※新型コロナウィルスの影響で営業時間等が変更となる場合があります。ご来店時は事前に店舗にご確認ください。

⑥おわりに

福島宿と奈良井宿は何度も訪れたことがありますが、「レトロなポスト」というスパイスを加えてみて、「味(視点)」を変えてみたら、

今までとは違った顔を見ることができて、とても新鮮な旅になりました。

今回は、「ポスト」に注目してみましたが、どんな物でも良いのかなって思っています。

スパイスの組合せは無限です。

自分の好みのスパイスを発見できたら、
より一層旅が楽しくなるのかなと思います。

次は何に注目してみようかな?

⑦木曽路へのアクセス

車でのアクセス
高井戸IC~(中央道)~伊那IC~(一般道)~木曽福島:約3時間10分(237キロ)

高井戸IC~(中央道)~塩尻IC~(一般道)~木曽福島:約3時間20分(242キロ)

名古屋IC~小牧JCT~(中央道)~中津川IC~(一般道)~木曽福島:約2時間30分(131キロ)

電車でのアクセス
新宿~(あずさ号)~塩尻~(しなの号)~木曽福島:3時間12分

東京~(新幹線)~名古屋~(しなの号)~木曽福島:3時間05分

名古屋~(しなの号)~木曽福島:1時間22分

名古屋~(しなの号)~中津川:約50分

各宿場町と最寄駅、インターの位置関係をGoogleマップでまとめてみました。

中山道木曽路ルートマップ




ご覧いただき、ありがとうございました。

多くの旅が実現しますように!