みなさん、こんにちは!土庄です。
お盆は新潟の山に籠もる予定を立てていたのですが、立て続く悪天候のため、断念となりました。
大学4年生の頃より5年間は、お盆をフル活用して旅してきたので、旅欲を拗らせています!!笑
さて今回は、もう夏も終わりということで、「山岳紅葉」の世界に思いを馳せてみたいと思います。
山岳紅葉との出会いが、日本の自然のポテンシャルを知るきっかけとなり、現在の自分の旅のアイデンティティーを形成するに至りました。
山の紅葉はいつから始まるか知ってる?
日本一早い紅葉が見られるのは、北海道の最高峰の「大雪山」。毎年9月中旬になると、今年も紅葉が始まったという知らせが、全国ニュースで流れます。
そこから北アルプスの標高2000m後半の山々(白馬岳・立山・乗鞍岳)等で9月下旬。そして10月上旬から東北の山、中央・南アルプス、八ヶ岳と、紅葉が少しずつ降りてきます。
山岳紅葉に出会った乗鞍岳
そんな美しい世界と出会ったきっかけは、学生最後の年に行った北アルプス「乗鞍岳」への旅。
天気も不安で体力を限界まで振り絞る内容だったのですが、自転車で走れる日本最高峰の道からは、その疲れを吹き飛ばすほどの絶景が広がっていました。
今まで見たことのない、圧倒的な景色がそこにある。山こそ飽くなき冒険心を満たしてくれるフィールドだということを、心から感じた旅になりました。
秋色に取りつかれて、 山の世界へ
日本三大霊山の白山や、頸城山塊の妙高山・火打山、四国の剣山~三嶺、日本一の山岳紅葉と呼ばれる「涸沢カール」にも行きました。
その度に、自分の絶景最高記録を更新していくような、果てしなく美しい風景に数々出会います。友人と山に行くことも増え、感動を分かち合う喜びも、かけがえのない思い出に加わりました。
また、日本百名山と呼ばれるメジャーな山以外にも、日本には素晴らしい山が数多くあることを思い知らされます。日本の国土2/3を有する、山の世界のポテンシャルは計りしれません。
季節の狭間を旅する魅力
昼になると溶けてしまう、その刹那の輝きに、ひたすらに心を奪われました。標高差があり、町より標高が1000mも2000mも違うからこそ、季節の流れを一つのストーリーとして歩ける。
そこには一期一会の山の表情が必ずある。山に通う理由はいつしか、この宝物のような出会いを見つけるために変わっていました。
山岳紅葉との出会いは、現在自分が信条としている「四季へ身を投じる旅」へ、帰結させてくれたのです。
以上、山岳紅葉から始まった旅への思いを綴ってみました。
今後、一生をかけても歩ききれない、見切れないほど美しいフィールドが日本にはある。一回でも多く、そんな自然の表情に浸り、そして言葉にできない感動を得る。
さぁ、あなたにとって旅に出る理由は何でしょうか?
~おわり~