これまで旅色LIKESでは旅スタイルの紹介が多かったので、今回は実際に行ってきた旅行について日記調で綴っていきたいと思う。
私のメインの活動は、登山や自転車旅などアウトドアフィールドだけど、連れと一緒に【写真旅行】も楽しんでいる。
だいたい半年に一度の割合で、2泊〜3泊の旅行が多いだろうか。二人ともCanonの一眼レフユーザーなので、レンズを共有しながら撮り歩き旅をするのが好き。
その中で今回は、これからの季節に向けて「蔵王の樹氷と銀山温泉」の旅をご紹介!
冬のぐずついた天気で予報を裏切られ、ベストコンディションではなかったのだが、それでも冬の東北は圧倒的に美しく、温泉街の温かみに癒された。
大まかな日程は以下の通り。
1日目:名古屋空港〜山形空港→庄司屋(板そば)→蔵王キツネ村→蔵王名物ジンギスカン→樹氷ライトアップ→蔵王温泉
2日目:蔵王樹氷トレッキング→銀山温泉(尾花沢牛・庄内湾の魚など)
3日目:銀山温泉→立石寺→山形空港〜名古屋空港
白銀の峰々を見渡す。いざ東北の大地へ
JALのウルトラ先得を使えば、圧倒的な安さで冬の東北に行くことができると、ここ最近で気づいた。
私の住む名古屋からは、JALとFDAがコードシェア便を出しており、当該割引を利用すれば、名古屋空港(小牧)から青森・花巻・山形まで往復で25000円ほど。これは素晴らしすぎる。
ということで飛行機一択でした。にしても、久しぶりの飛行機だからテンション上がりっぱなし!
ぐんぐん高度を上げて、信州だろうか?ものの数分で下界が白銀の世界へと変貌する。
しかし、怒涛の景色変化は終わらない。たまたま席が空いていて、飛行機の逆側の席を見てみてくださいとCAさん。
そこに待っていたのは雲に囲まれるように佇む「佐渡島」だ。
このシチュエーションも相まって、まさに別天地の様相。
いつかこの島にも行ってみたいもの。ここでロックオン!笑
そして本格的に東北へ移っていくけれど、ここで目に飛び込んできたのは白銀の峰々。
窓ガラス越しだけれど、この美しさは筆舌しがたいものがあった。
この稜線美たるや、堪らない・・・!!おそらく群馬・栃木・福島の三県境かな?
圧倒的な山々を越えれば、一面真っ白な世界へ突入。
街も山も白に彩られて、圧倒的なスケールで展開する景色。
「飛行機から見るからこその冬の東北の美しさがある」
そう感じることができた!
私が今まで利用してきた中でも、一二を争う絶景のフライト。新幹線よりも安く、アクセスでこんなに楽しめるなんて素晴らし過ぎる!
山形名物「板そば」に舌鼓!
空港に着くと、山形のゆるキャラ「うめ子ちゃん」が出迎えてくれる、という特典も(笑)
ただし、どう考えても女性の身長ではないのは、ここだけの話…
という地元の闇に触れたところで、さぁレンタカーで東北旅を開始だ。
こちらもクーポンを使えたので、3日間借りて15000円程と格安!
さぁて、まずはお昼近くということで、腹ごしらえから。
山形には幾つか名物があるんだけれど、チョイスしたのは「板そば」だ!
板の上に蕎麦が乗っている代物。ザルがでかいざる蕎麦みたいな感じ(説明が雑…)
というこの一品は、実は人間関係や仕事のご縁が、早く「板」に付きますようにと願いが込められた郷土料理で、穴が空いていて、そこからこぼれ落ちる「ザル」とは正反対の料理らしい!(適当なこと言ってすみません…w)
味自体は、すんごくコシがあって、濃いめの出汁がとてもよく合い美味。
今まで食べてきたそばの中でも群を抜く美味しさでした!
ということで山形グルメを堪能した私たちは車へ。目指すは蔵王の南東山麓だ。
その道中、高速にて飛び込んでくる真っ白な蔵王の山容。いざ美しき東北のドライブへ。
キタキツネと触れ合える。癒しスポット「蔵王キツネ村」
高速で一時間ちょっと走れば、宮城県の白石市。実は蔵王という地名は、山形と宮城の両県に跨っている。
あくまで一つの山が中心なのだけれど、その山麓をすべて含むと結構大きい!
さて、県を跨いでここまで来た理由は一つ。「キツネ村」を訪れるため。
実は連れが熱烈に希望していたスポットで、なんと100匹ほどの放し飼いのキツネと触れ合える。(触ることはできないのですが…)
こちらがたまらない癒しスポットなので、写真を使って、キツネさまの愛らしい姿を少しばかりご紹介!
凛々しい横顔。
雪の上にテクテクと、後ろ姿。
もふもふな可愛いやつら。
眠いよね!わかるわかる(笑)
こんな顔されたら餌あげちゃう・・・!
こっち来んなし!おまえもやろっ!(キツネの陣取り合戦は熾烈)癒しの寝顔合戦・・・!
寒い冬だというのに、まん丸で気持ちよさそうにお寝んねをするキツネたち。
その可愛らしい寝顔にとても癒された時間でした。
餌をあげた時の奪い合いは中々強烈だったけれど・・・(笑)
ちっこい彼らなりに精一杯生きているんだなぁ〜と実感!
いやぁ「蔵王キツネ村」、大自然の中、キツネの日常と触れ合える楽しいスポットでした。
ホクホクした気持ちで、後半の蔵王へ。
〜続〜
