未開拓の地「島根県・出雲」。SNSを通じて「出雲大社」を目にする機会が多くあり、どんな場所なのだろう？いつか行ってみたいなと思いを馳せていました。
今回、ありがたいことに「出雲の食材」を「自宅で食べられるコース料理」のモニターとして参加させていただくことに。旅色編集部の皆さんとバルニバービの総料理長さんが出雲に行って厳選した食材を自宅で食べられるとあって楽しみにしていました。2人前なので、母と食べた感想を書かせていただきます。
冷凍で届く旨味が凝縮された「出雲食材」
自宅には、冷凍した状態の食材が届きます。箱を空けると、ぎっしり詰められた食材たちが。ブラックのラベルが高級感を演出していました。
メイン料理からデザートまで全6種類。フレンチコースを味わえる料理がラインナップしています。
・宍道湖産 大和しじみのエスプレッソ
・出雲産 柚子、エビと野菜のマリネ
・出雲しいたけのグラタン
・出雲和牛のステーキ、ポルト酒のソース
・パラディの湯種パン
・ネッカ卵のヌガーグラッセとカヌレ
まずは、調理方法や詳細などが書かれたパンフレットを参考に、冷凍の食材たちを解凍していきます。食材によって調理方法が変わるので、1つ1つ確認しましょう。どの食材もお鍋で温めたりトーストしたりするだけなので、簡単に調理ができました！
いつもの料理とガラッと変わり丁寧に盛り付けを。普段料理をしている母からは、「まるでフレンチシェフになったような気分！」と嬉しそうにしていました。
宍道湖産 大和しじみのエスプレッソ
メニューの中で、1番気になった「大和しじみのエスプレッソ」。黒いスープは「一体どんな味がするのか」や「しじみなのに、お味噌汁ではなくエスプレッソ？」と不思議に思っていました。
食べてみると、しじみの出汁をたっぷり感じるスープでびっくり！出汁はもちろん、しじみの身もしっかり入っていたので味を堪能できました。
出雲産 柚子、エビと野菜のマリネ
「柚子、エビと野菜のマリネ」は、食べた瞬間に爽やかな柚子の香りを感じる冷菜。カラフルな見た目が可愛らしく、盛り付けながらルンルンしていました。冷蔵庫で解凍して盛り付けるだけなので、あまり料理をしない私でも簡単に調理可能なのもよかったです。
一緒に入っていたロウソク1つで、お店にいるような特別感のある雰囲気を演出してくれました。
出雲しいたけのグラタン
大ぶりなしいたけとクリーミーなソースが相性抜群の「出雲しいたけのグラタン」。ジューシーで肉厚なしいたけは、香りと食感が良くボリューム満点でした。ベシャメルソースにチーズが加えられているので、とても濃厚な味わい。
少し見た目に寂しさを感じたので、パセリをプラスしました。
出雲和牛のステーキ、ポルト酒のソース
母と目を合わせて「美味しい…！」と言ってしまうほど感動した「出雲和牛のステーキ、ポルト酒のソース」。ミディアムレアの焼き加減のお肉は、ジューシーで旨味が凝縮されていました。
ズッキーニのエクラゼは、ステーキに合うよう薄味でにんにくがアクセントに。ズッキーニの食感を程よく感じられました。
ソースやズッキーニのエクラゼはもちろん、塩をかけると味変できておすすめです。
パラディの湯種パン
ふわふわでもちもち食感が堪らない「パラディの湯種パン」。ほんのり甘さのあるパンは、何個でも食べたくなるほどでした。そのままでも十分美味しいですが、ネッカ卵のヌガーグラッセをつけると、デザート感覚で楽しめました。
ネッカ卵のヌガーグラッセとカヌレ
食後のデザートには「ネッカ卵のヌガーグラッセとカヌレ」を。ヌガーグラッセはメレンゲにナッツやドライフルーツなどを煮詰めた、アイスのような感覚で食べられるデザートです。程よい甘さでナッツやドライフルーツの食感も楽しめました。
カヌレは、外はカリッと中はしっとりした食感でした。
まとめ
普段、料理をしていると食材を揃えたり調理時間がかかったりします。しかし、今回のコース料理は、自宅で簡単に食べられるとあり母はもちろん、私も非常に感動しました！
出雲の厳選食材を存分に堪能できるフレンチコースセットなので、自宅にいながらまるで旅をしているような気分を味わえました。このご時世にぴったりのお取り寄せグルメです。ぜひ食べてみてください！