アテンションプリーズ✈
JALふるさとアンバサダー北海道担当の小林恵理子より、ワイン好きのみなさまにイベントのご報告とお知らせです。
2024年6月23日(日)、俺の株式会社とJALのコラボ企画「旅するメーカーズディナー北海道」が東京の「俺のフレンチグランメゾン大手町」にて開催されました。
「メーカーズディナー」とはワインの生産者やインポーターが開催する食事会のこと。
自慢のワインとそれにぴったりあう食事のペアリングを堪能しながら、作り手のお話を聞いて、そのワインや食材への愛を深めるイベントです。
当イベントでは、「俺のフレンチグランメゾン大手町」の支配人でありソムリエの長谷川純一氏が厳選したワインと共に、同店の神木シェフが地元の食材を使用し腕によりをかけた特別コースをお楽しみいただけます。
地域をテーマとしたこの「旅するメーカーズディナー」ですが、2022年11月に第1回を開催してから、今回で9回目となります。私も北海道フェアの最終日にJALふるさとアンバサダーとしてMCを担当し、北海道のワインの魅力をお伝えするお手伝いをしてきました!
ディナーの様子や北海道ならではの料理とワインのペアリング、ワインイベントの情報をご紹介します。
冷前菜とMEMUROワイナリー山幸
ディナーのスタートは冷前菜と「MEMUROワイナリー山幸(やまさち)」です。
前菜に赤ワインのペアリングは北海道ならではの組み合わせですよね!
「MEMUROワイナリー」のある芽室町はトウモロコシ(スイートコーン)の産地としても有名です。また十勝エリアは、春には菜の花が咲き誇り、夏には緑の大地が広がる、北海道のイメージを体感できる自然豊かなエリアです。今年夏に国内35か所目の指定となった日高山脈襟裳国立公園など、ワインと自然の美しい風景が織りなす北海道の魅力を存分に楽しめますので、ぜひ訪れてみてください。
芯まで食べられる?そのまんまトウモロコシ(右)
山幸は北海道ならではのブドウ品種で首都圏での流通量はまだ限られており、今回初めて山幸を味わったお客さまも多くいらっしゃったようです。
Memuro Winary 山幸 【KURODA YOSHITSUGU】2021
魚料理 海のテロワールとドメーヌ・タカヒコ ナナツモリ2022
タラと北海アサリの海のめぐみにソムリエが合わせたのは、「ドメーヌ・タカヒコ ナナツモリ ピノ・ノワール 2022」です。魚料理に赤ワイン??と驚かれる方も多いと思いますが、「ドメーヌ・タカヒコ」のワインは有機栽培のピノ・ノワールにこだわり、野生酵母、全房発酵による日本の食文化にある「出汁」や「うまみ」が感じられるのが特徴で、昆布などの海藻や海産物の出汁料理にもとてもよく合うそうです。
魚料理 タラと北海アサリのめぐみ
ドメーヌ・タカヒコ ナナツモリ ピノ・ノワール 2022
さらにディナー会場と余市町「ドメーヌ・タカヒコ」の曽我さんをライブ中継で繋ぎ、北海道ワインや余市への想い、自らのワイン作りへのこだわりなどを語っていただき、会場のお客さまからの質問にも丁寧に答えていただきました。
思いがけないサプライズ企画とソムリエとの巧みな掛け合いに、会場はとても盛り上がりました。
東京 大手町の会場と生産地 余市を結ぶライブ中継、
俺のフレンチ 長谷川ソムリエ(左上)とドメーヌ・タカヒコ 曽我さん(中央)
肉料理 山のテロワール 北海道産牛フィレ肉のグリル
メインディッシュである肉料理には、「ツヴァイゲルト 2019 こことあるシリーズ」がペアリングされました。
ツヴァイゲルトのソースを贅沢に使用した北海道産牛フィレ肉は、絶妙な火入れのバランスでぎゅっと肉の旨味が凝縮された味わいで、神木シェフのプロの技を感じる一品です。
北海道産牛フィレ肉のグリル ホワイトアスパラ ツヴァイゲルトのヴァンルージュソース
空知エリア
「10R(トアール)ワイナリー」のある空知エリアは、北海道の中央に位置しており、10の市と14の町からなる地域です。 10か所のワイナリーと数多くのヴィンヤードが存在し、地域固有の気候や風土を生かした個性的で高品質なワインが造られています。「10Rワイナリー」の他にも、映画『ぶどうのなみだ』のロケ地にもなった「宝水ワイナリー」や、日本有数のブドウ畑面積を誇る「鶴沼(つるぬま)ワイナリー」などがあります。ぜひ、訪れてみてください。
さらに、「10Rワイナリー」醸造家のブルースさんからいただいたビデオレターでは、空知の気候、土地の魅力、ワイン造りへの想いを語っていただきました。取材当日は強風が吹き荒れてインタビューの音声が搔き消されてしまうハプニングもありましたが、空知の厳しい自然風土があるからこそ、味わい深いワインが生まれることが画面からも伝わってきました。
岩見沢 10Rワイナリー ブルースガットラヴさんからのビデオレター
「10Rワイナリー」の「こことあるシリーズ ツヴァイゲルト 2019」は、JAL国際線ファーストクラスに9月以降搭載予定です。
デザート 四季の移ろい
ラベンダーかかおるパンナコッタ メロンのハーモニー
富良野ラベンダー畑(イメージ)
余市・仁木エリア
「ドメーヌ・タカヒコ」のある余市・仁木エリアは札幌から列車で1時間程。豊かな自然が生みだす高品質のブドウから作られるワインについても注目が集まってきています。
このエリアには小さなワイナリーが集まっているのが特徴で、それぞれのワイナリーで生産されるワインの生産本数は少ないため、なかなか一般の流通では手に入れることができません。そのため、「農園開放祭」と呼ばれているワインイベント「ラフェト・デ・ヴィニュロン・ア・ヨイチ」は人気を博しており、全国から多くのワイン好きのお客さまが足を運ばれています。今回、イベントの事務局⾧を務められている「ドメーヌ・モン」の山中さんのインタビュー動画も皆さまにお届けしました。
ドメーヌ・モン 山中さんのビデオレター
「ラフェト・デ・ヴィニュロン・ア・ヨイチ」とは
La Fête(ラ・フェト)はフランス語で”お祝い”を表す言葉で、その名前の通り、余市町登地区を中心としたブドウ畑で開催する「農園開放祭」のことを指します。
ワイナリーやブドウ農園を巡りながらワインを楽しむことができるお祭りとして、2015年から「余市ラフェト実行委員会」が開催してきました。8回目の実施となる2024年は、参加者・出店者ともに過去最大規模で開催する予定だそうです!
ドメーヌ・タカヒコのブドウ畑とワイン
今回は「北海道ならでは」の食と絶景を体験できるイベントをご紹介しました。
メジャーな観光地を巡るのはもちろんのこと、まだまだ知られていない地域の魅力やそこに住む人々の温かさを感じて、あなただけの「とっておきの北海道」を見つけてみてくださいね。
ジャルパックでは余市「ラフェト・デ・ヴィニュロン・ア・ヨイチ2024」の限定チケット付のJALダイナミックパッケージを販売中です。
JALで行く余市ラフェト2024
ツアー参加代表者には「ドメーヌ・モン」の希少なワインを購入できる権利を抽選で限定12名さまに差し上げます!
ドメーヌ・モン「Dom Gris」 自園で丁寧に栽培されたピノグリを100%使用
Domaine(自園) の Pinot Gris で醸造したので Dom Gris( ドングリ)という名前をワインにつけたそうです。
また自園の位置する地区が余市町登町の「楢の木台」と呼ばれており、コナラやオオナラの木が多く茂っています。ドングリの木の森に囲まれて育ったピノグリ。この畑の周辺の自然も感じながら飲んでいただきたいという想いも Dom Gris という名前に込められているそうです。
札幌から往復送迎付きなので安心。この機会に思いっきり北海道のワインをお楽しみください!
「旅するメーカーズディナー」企画は今後も様々な地域をご紹介しながら開催されますのでご注目ください。また「ラフェト」は間もなくの開催です、皆さまのご参加をお待ちしております。
▶「La Fête des Vignerons à YOICHI」のご案内
期間:2024年9月1日(日)
詳細:https://www.jal.co.jp/jp/ja/domtour/jaldp/la-fete-des-vignerons-a-yoichi/
▶ドメーヌ・タカヒコ
場所:北海道余市郡余市町登町1395
詳細:https://www.takahiko.co.jp/
▶ドメーヌ・モン
場所:北海道余市郡余市町登町898
詳細:https://domainemont.com/?page_id=603
▶メムロワイナリー株式会社
場所:北海道河西郡芽室町中美生2線44番地3
詳細:https://memurowinery.jp/company/
▶俺のフレンチ グランメゾン大手町
場所:東京都千代田区大手町1-7-2東京サンケイビル B2F
電話:03-6262-5146
詳細:https://www.oreno.co.jp/restaurant/grandmaison_oreno_otemachi