5月はクラシック音楽ファンの私にとって楽しみなイベントが2つありました。
1つは東京国際フォーラムで開催される「ラ・フォル・ジュルネ東京」という音楽の祭典です。
もともとはフランスのナントという町から始まった「熱狂の日」と呼ばれる数日間のクラシック音楽祭。


今年は4年ぶりの開催で5月のゴールデンウイークに丸の内を始め、銀座や日本橋を含めた
街一帯が朝から晩まで有料・無料のコンサートを開催していました。
今年のテーマは2020年に中止になった「ベートーベン」でした。
今年は有料チケットは購入せず、街中で予定されていた無料のコンサートをはしごすることにして、丸の内を逍遥。
撮影が禁止される会場がほとんどなので「映える」写真が無くて恐縮です。

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その代わりに、5月19日に友人と赴いたCandlelight Concertはチケットを購入して楽しみにしていました。
世界中で大好評のコンサートだそうで、世界100都市・300万人が鑑賞したという触れ込みです。
この夜の演奏会場は日本橋三越本店、6階の三越劇場です。
劇場のことは今まで何度かガイド付き見学を模索していたのですが、機会に恵まれませんでした。
そういうことですので、この劇場に入ってみたいという好奇心が勝り、実はコンサートは二の次でした。
今思えば大変失礼いたしました。
静かな感動を呼ぶ、心が洗われ、日常の喧騒をわすれる体験をしました。

これからも日本各地で様々な演奏家のコンサートが予定され、チケットが公表発売中です。
日常に疲れたら、はたまた五月病が危ぶまれたらぜひ足を運んで、耳を傾けてみてください。

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20:15~21:20の演奏時間でしたので、コンサート終了後に立ち寄れる食事処が限られています。
私たちは演奏会終了後も劇場にて留まり、
貴重な建築やキャンドルに照らされた美しい舞台を写真に納め、見惚れて立ち去り難い時間を費やしていました。
ようやくスタッフさんの退場案内に促され、後ろ髪引かれる思いで劇場を後にしました。

おなかが空いてることを思い出したので、
友人が予め勧めてくれた徒歩10分ほどの茅場町にあるうどんやさんへ。
おにやんま、という立ち食いうどんやさんです。

福岡出身の友人がうどんをめざしてわざわざ行くと聞いてついていきました。

結構何度も歩いたことのある永代通り沿いにありました。
お店の前を通ったこともありました。
でも、言われなければ素通りしそうな店構えで、まんまと見過ごしておりました。
反省します。
おいしかったです。
安いです。
早いです。
これ、B級グルメの三原則ですよね?
私は「デラックス」という全部乗せの温うどん(880円)を注文しました。
友人はとり天うどん(520円)。
鶏肉がささみか胸肉かと思い込んでいましたが、もも肉を柔らかく揚げてあります。

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私が注文した「全部乗せ」のデラックスは、天ぷらを今から揚げてくれるというので
先にうどんが入ったどんぶりを手渡されました。
揚げたてがいただけてうれしいです。


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つゆまで飲み干すほど、すべてが美味しくて、これからもお世話になりそうなお店です。
掛けうどんなら350円。
お財布に優しい値段設定に感謝します。

22:30頃、友人と別れて地下鉄に乗りました。
念願のクラシックな劇場に入ることができ、
重厚なクラシック音楽を鑑賞して心を満たし、
お手頃ディナーの立ち食いうどんでおなかを満たし、
心理的に安定したのか、その晩はめずらしくよく眠れました。

最後に、キャンドルライトコンサートは出演者から許可の出た演奏を撮影した写真や動画をSNS などに挙げられます。
その際は以下のハッシュタグが必要なので追記します。

#candlelightconcert