JALふるさとアンバサダー香川担当の金川です。
瀬戸内海の美しさに魅了されて、香川に移り住んで約1年半が経ちました。
数ある島々の中でも、私が特に心を惹かれるのは「小豆島」です。

訪れる度に新しい発見があり、気が付けば「また来ちゃった」とつい足が向いてしまう場所。
なかでもお気に入りは、島の中央にそびえる渓谷「寒霞渓(かんかけい)」です。

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四季折々に彩られる断崖や奇岩、そこから望む瀬戸内の海は「これぞ絶景!」と思わず声が出てしまう美しさ。
今回はそんな寒霞渓で体験できる、3つの旅の楽しみをご紹介します。

小豆島のまんなかにそびえる絶景スポット
「寒霞渓(かんかけい)」

寒霞渓は、小豆島のまんなかに連なる山々に抱かれる渓谷で、日本三大渓谷美のひとつとして知られています。

はるか昔の火山活動で生まれたゴツゴツした岩や断崖が、長い時間をかけて風や雨で削られ、今のような独特の景観になりました。

写真2.jpg 301.05 KB(一社)小豆島観光協会

意外にも、冬には頂上付近に雪が積もることもあります。
春は新緑、夏はまぶしい深緑、秋は燃えるような紅葉、そして冬は凛とした雪景色。
四季ごとに表情を変えるのが大きな魅力です。

ロープウェイで味わう「空中散歩」

山頂へは車でもアクセスできますが、おすすめは断然、ロープウェイです。
写真3.jpg 8.94 MBJALふるさとアンバサダー香川担当の金川浩子(左)と日本航空 高松支店 中嶋梨帆(右)

「小豆島で唯一の駅」として親しまれ、さらに日本で唯一「空・海・渓谷を一度に眺めることのできるロープウェイ」でもあるのです。

片道わずか5分の空の旅。
渓谷の迫力と瀬戸内海の穏やかな水平線を同時に楽しめる贅沢な時間はあっという間。
「もう一駅あってもいいのに...」といつも思います。

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ドローンがあなたを空から撮影
新サービス「SKYPIX(スカイピクス)」

寒霞渓の絶景を目の前にすると、「鳥になってこの景色を見てみたい!」とつい妄想してしまいます。

その願いを叶えてくれるのが、2025年夏に本格スタートした、ドローンを活用した自動無人空撮サービス「SKYPIX(スカイピクス)」です。
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まるで映画のワンシーンのような映像を撮ってくれるサービスです。
体験できるのは、山頂第二展望台。
3ステップで、誰でも簡単に利用できます。

1.二次元コードを読み込む
撮影スポットに設置された二次元コードをスマホで読み込み、申し込みと決済を行います。
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2.    ドローンが自動で離陸
近くのステーションからドローンが自動で飛び立ち、約2分間の空撮が始まります。
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3.    動画を受け取る
撮影された映像はAIが自動編集。音楽付きのダイナミックな動画がスマホに届きます。
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SNSでシェアすれば、きっと友人から「どこで撮ったの!?」と驚かれるはず。
多言語対応で、海外からの旅行者にも人気を集めています。
写真9 (1).jpg 288.78 KBJAL公式YouTube    SKYPIXプロモーション動画はこちら 

写真10 (1).jpg 1.09 MB撮影の様子を見ていると、ドローンが「専属カメラマン」のようにせっせと働いてくれるのが、なんとも健気。

ブゥーンと音を立てて飛び立ち、引きのアングルで渓谷を映したり、人にフォーカスしたり、忙しく飛び回ります。

そして撮影が終わると、自らステーションに帰っていく姿に、「おつかれさま!」と声をかけたくなります。

写真11.jpg 708.34 KB映るコツは、少し大げさなくらい手を振ること。
そうすると映像にメリハリが生まれ、よりドラマチックな仕上がりになります。

寒霞渓の自然と調和するアート作品「空の玉」

寒霞渓のもうひとつの見どころは、瀬戸内国際芸術祭で生まれたアート作品「空の玉」です。

瀬戸内国際芸術祭は3年に1度、瀬戸内海に浮かぶ島々を舞台に開かれる現代アートの祭典で、国内はもちろん、海外からも多くの人が訪れます。

写真12RVS.jpg 9.44 MB青木野枝「空の玉/寒霞渓」

寒霞渓山頂から徒歩10分ほどの場所にある作品「空の玉」は、直径約4メートルの鉄の球体で、中に入ると卵の殻に守られているような安心感があります。
そして鉄のあいだから望む絶景は、驚くほど開放的。

写真13.jpg 6.13 MB年月を重ねるごとに鉄は錆色へと変わり、やがて周囲の風景に溶け込んでいきます。
まるで自然とともに呼吸するような島のアート作品をぜひ味わってみてください。

山頂でちょっとひと休み

展望台周辺にはレストランや売店もあり、絶景の余韻をさらに楽しめます。

おすすめは、鮮やかな紅葉をイメージした「紅葉サイダー」。
もみじ葉エキス100%で、シュワっと爽やかな口あたり。
旅の疲れをリセットしてくれます。
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また、お天気が悪くても楽しめる心づかいも。
山頂駅舎では「なないろアンブレラ」もレンタルができ、カラフルな傘をさして歩けば、曇り空でも気分は晴れやかになります。
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売店には、寒霞渓限定のアイテムも揃っていて、旅の記念やお土産探しにもぴったり。
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小豆島のてっぺんで過ごすひととき。
ここでしか出会えない景色と体験を、特別な思い出として残してみませんか?

▶︎ドローンによる無人空撮サービス「SKYPIX」~絶景を、手のひらへ~
営業時間:9時~17時(雨天・霧・強風時は休止)
撮影場所:山頂第二展望台
料金:1組 2,400円/回
詳細: SKYPIX公式Webサイト

▶︎寒霞渓ロープウェイ 公式サイト

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