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キタキツネにたっぷりと癒された私たち。高速で宮城から山形へと戻り、そこから山の方面へ。

この三連休は天気が良かったのと、2019年は暖冬だから…?雪が少なくて助かった!

日没後に辿り着いたのは、1泊目の拠点となる「蔵王温泉」
IMG_0643.JPG 5.2 MB蔵王とは、山形と宮城にまたがる奥羽連峰の一角。

日本百名山の一つとして登山者、多くのスキー場が整備され、麓には蔵王温泉が湧いているためスキーヤーや観光客など客足は幅広い。

それではお宿にチェックイン!「民宿すずのや」さんへ。
IMG_0626.jpeg 265.78 KB時間も時間だったので、早速夕御飯から頂くことに。

蔵王と言えば、名物は「ジンギスカン」
鉄鍋の中心に大きなラードを奥のが特徴的で、野菜を下敷きにお肉を置いていく。

もう、見るからに旨そう。。。
IMG_0637.JPG 6.49 MBあっさりとしていて、適度にジューシー、それでいて弾力あるお肉でとても美味しい。

やはりジンギスカンは癖になる!学生時代に初めて北海道でいただいてから、もうすっかりこのB級グルメの虜だ。

白米をあまり食べない私の相方も、気づけばシャモジを取ってご飯をすくっていた。少食の相方が旅先でたくさん食べてくれると、私も思わずほっこりしてしまう。

蔵王冬の風物詩『樹氷ライトアップ』

IMG_0668 2.JPG 942.63 KB夕方に着いてすぐ、ご飯を食べたのには訳がある。それは、冬の蔵王でしか見られない光景を見るため。

それは「樹氷のライトアップ」だ。
蔵王が魅せるスノーモンスターが、七色の光に照らされて、幻想的に写し出される。

これを見るために蔵王温泉で宿を取ったと言っても過言ではない。さぁいざ本日のラストイベントへ!
20190112194743_IMG_4710.jpeg 158.22 KBライトアップ会場は、ロープウェイ蔵王山麓線の終着駅「地蔵山頂駅」の周辺。
まず大きなロープウェイへと乗り、そこから一度乗り換える。

時間にして30分ほど、意外と時間がかかるけれど、人もほとんどおらずゆったりとロープウェイから麓方面の夜景など眺めを楽しむことができる。

また、途中で乗り換えた駅にも、ライトアップが・・・!!

IMG_0674.JPG 1.15 MB実はこの樹氷のライトアップは、ロープウェイの建物から発する光を利用して行っている。IMG_0680.JPG 2.61 MB

標高は1300mほどなので雪はそれほど多くないが、それでも見事な美しさ。

本州の、それも太平洋側に住んでいる我々にとっては、中々見られない真っ白な木々に心躍ってしまう。そして、いざ山頂へ!
IMG_0733.JPG 9.44 MB思わず見えた時は、オォ〜〜〜〜〜〜っ!!と声を上げてしまう。
まだ最盛期ではないと言えど、見事な樹氷原が広がっていた。

一般的に関西で登ってきた雪山の樹氷とは、様相を異にする、そのビジュアル。

アオモリトドマツという植生、そして蔵王特有の気候が作り出す冬の芸術品だ。
IMG_0694.JPG 1.26 MBさすがに、よく"スノーモンスター"と形容されるだけあって、少し不気味!?だけれど、とても闇夜で光り輝くその姿は、本当に美しい。
20190112201221_IMG_4745.jpeg 179.71 KB冬の蔵王の風物詩を満喫することができた。

樹氷ライトアップは1~3月前半の土日と限られた平日のみなので要チェック!
またデッキに出れるのも天候次第で、山頂も-10℃は下回るので防寒対策もしっかりと。

もう一つの蔵王の名物と言えば『温泉』

20190112212239_IMG_4813.jpeg 212.63 KBさてさて、戻ってくると21時過ぎ。さすがに遊びすぎてしまったし、手足が凍りついたように冷たい。早くほぐしたいということで、楽しみにしていた「蔵王温泉」へ。

実は、この辺りには至る所から湯煙が吹き出し、温泉が湧いている。
今回は大衆浴場二つと民宿のお湯、計三つをお湯巡りをすることに。

下湯
DSC_0745.jpeg 178.69 KB上湯
DSC_0756.jpeg 107.12 KB見た目は浴槽の大小くらいしか違いがないんだけど、これが全く違う泉質。
下湯は酸性が強く、強烈なポカポカした湯に対して、上湯はさらりとした中性湯。

場所はほぼ隣なのにこんなに違うのか!面白い発見でした。そして気持ちよかった!

お湯を出たら疲れすぎて就寝。
初日から楽しみ尽くした1日になった。さぁて気になるのは明日の天気。

~続~